合気道は 「和合の武道」 である。
合気道は、日本発祥の100年あまりの歴史を持つ伝統武道です。合気道の創始者は植芝盛平、養神館合気道という流派の創始者は塩田剛三です。
合気道は、人を痛めつけて勝敗を決することを目的とせず、相手の気と自分の気を合わせて導くことを目的としています。
合気道における技は、相手の押してくる力、引いてくる力に自分の力を合わせることが究極の理合となります。
これは体力や筋力があるからできるわけではありません。むしろこれらは邪魔とさえなってしまいます。
何よりも大切なのは、自分と相手を理解する力が必要となります。常に澄んだ気持ちで相手と和して技の上達をはかることが合気道の稽古の大前提です。その観点では、「二人で行うマインドフルネス」と言われたりもします。
体格体力の大小強弱、年齢、性別、国籍にこだわることなく、一生涯の習い事として合気道に向き合うことができます。
純粋な日本の伝統武道であり、そして相手と和することを目的としているという2つの点で、合気道は「和合の武道」と言われています。