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こんにちは、指導員の菅原です。
今回は合気道の上達方法について書いてみます。
養神館合気道には200以上の技があると言われています。その多くは直感的な動きではなく、普段生活する中では使わない筋肉を使うため、たくさんの稽古が必要です。
初心者の方々はまずは手順を覚えるだけでも大変です。しかし、合気道が楽しくなるのは技を覚えた後です。技の受け手と正確かつ効果的に共創できたときです。では、技を覚えるにはどのように努力したら良いのでしょうか?
合気道を上達させる4つのステップ
合気道を上達させるには、ただ稽古を頑張るのではなく、以下の4種類の努力が必要です。
- 技を見て覚える=見取り稽古
- 頭の中で自分の動きを描く =イメトレ
- 一人でその動きを再現する =自主練
- 相手と練習する =道場での稽古
一般的には、4の「道場での稽古」だけを頑張ってしまう方が多いのですが、頭と身体の高い記憶力が求められ、少し大変です。
見たものを自分で再現する精度を高める
1日5分でいいので、習った技を頭で再生してそれを思い通り自分が再現できるか試してみてください。この準備をするだけで、圧倒的に合気道の上達が早くなります。
相手と組むことで自身の対人関係の傾向を知る
しかしながら、一人で動く時と相手がいる時とでは(例え抵抗されなくても)思ったとおり動けなくなります。力んでしまったり、ぶれてしまったりすることに気づくはずです。ここが合気道の稽古で学べる自身の対人傾向になります。合気道がヨガや瞑想と近しいと言われる所以ですね。